鍵井です。
今回は私が参加している展示会についてお話ししたいと思います。
それは、水中写真家である私の父が主催するグループ展「Blue+」
今年度は記念すべき十年目。毎年、テーマを変えて趣向が変化していくのが特徴で、(写真を二枚重ねて一枚をちぎったり、フレームを写真ごとに変えて展示したり)今回のテーマは「青と詩を結ぶ」。写真と詩のコラボレーションです。

展示会のDM
今回は119名の水中写真愛好家の方にご参加いただき、119もの作品が出揃いました。
私はそのひとつひとつに言葉を書いていくので、これがまぁやりがいがあります。
在廊中にも何度か言われましたが、まさしく千本ノックならぬ119本ノックを受けているような気分でした。
ただ、言われて嬉しかったのは「119本ノックが丁寧だね。ひとつも手を抜いてない」という言葉。はい、まさしく自分はそれを大切に書いていたので、その心持ちが伝わっていたようで嬉しかったです。(まぁこの言葉をかけてくださったのはNine Galleryの本間さんですが笑)
7月25日から始まって、31日までの期間、私は土日に在廊していましたが、本当に多くの方に足を運んでいただき、いろんなお話ができてとても嬉しかったです

開場中の様子

作品の様子
今回の展示は私も初めての体験ばかり。
まず、作家さん一人一人から役4〜5枚ずつ写真が送られてきて、それを自分がセレクトするところから始まります。全体のバランスをみて、色味が被りすぎないように、被写体がばらけるように、とセレクトしていきました。そこで思うのが、みなさん一人一人が写真に対してちゃんと正面から向き合って、思いを持って撮られているんだな、ということ。そこに詩を書かせていただく立場として、それぞれに全力を尽くそうと強く思いました。

ギャラリートーク中の様子
ひとつひとつの水中写真に、それぞれの詩。
見応え読み応えたっぷり、の展示会が出来上がりました。
119名+私の120人の作家の想いの結晶をぜひみなさんもご覧ください。

富士フォトギャラリー銀座スペースでの展示は上記の通りです。
また、8月26〜31日にも、兵庫県の川西市のスタジオwedgeで開催しますので、関西でもぜひ!
兵庫には私は全日在廊しています!
今月の言の葉散歩、展示会の紹介になってしまって恐縮です。
作品の解説はここでは控えて、まだ会期中の作品展ですので、ぜひ足を運んでいただき目で味わっていただけたら幸いです!
言の葉散歩、今月もありがとうございました!
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