「藪の中」というタイトルは、1922年に芥川龍之介によって発表された同名の「未解決の推理小説」に由来します。
この話の中で読者は、藪の中で起きた殺人事件について犯人を予想しますが、構成上、今日に至るまで犯人は特定されず、現在でもこの事件の犯人について多くの議論がされているそうです。
本展は、そんな秘匿された場所性や人間性をテーマに扱った、多摩美術大学と東京藝術大学の油画専攻1年生、計6人による平面絵画を中心としたグループ展示です。
作家それぞれが展開する多種多様な「藪の中」の在り方を、是非会場でご覧下さい。
Instagarm @into_the__bush
【展覧会情報】
▼タイトル: 薮の中
▼作家:金井大次朗/高城樹生/冨樫恭介/夏目慶/藤田/POKOMI
▼日程:8月20日(火)〜8月25日(日)
▼時間:10-19時、最終日は17時まで
▼入場料:無料