2026 9

【9/8-13】古見きゅう写真展『TranCis』

時間
  • 10:00-19:00
  • 10:00-17:00(最終日)

幼い頃から、たびたび体感してきた“ある感覚”があった。
「世界のあっち側とこっち側」のような、自分の存在が分からなくなるような感覚。

「自分は何のために生きるのか?」
「なんでここにいるのか?」
「自分の存在って本当に在るものなのか?」
「いま目に飛び込んでいる世界自体、全部嘘か夢なんじゃないのか?」

人と魚。つまりは僕たちと自然との関係とは、一体何なのだろう。

向こうから見た景色と、こちらから見えた景色の違い。
陸上の世界と、水中の世界の区別。
生きることと、死んでいくという表裏の連続性。
ずっと一緒にいたいけれど、いられないという寂しさ、そして矛盾。

時々海の中から見上げると、雲が綺麗に見える時がある。
この隔たりがあるからこそ、ここにいる魚たちをこんなにも愛しく思えるのかもしれない。

水面という境界を潜り抜け、行き来を繰り返しながら、
魚たちの世界に、彼らに見えている景色に少しでも近づき、
彼らの存在を少しでも理解したいと願っている。

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■写真展「TranCis」を開催

“TranCis”の発売を記念して、三村漢氏がオーナーを務める「Nine Gallery」にて写真展「TranCis」を開催します。

写真展では数量限定で現地販売も実施します。ギャラリートークも開催しますのでぜひお立ち寄りください。

【展覧会情報】
▼タイトル: PHOTOGRAPHERS’ ETERNAL COLLECTION Vol.22 古見きゅう 『TranCis』
▼作家:古見きゅう
▼日程:2026年9月8日(火)〜13日(日)
▼時間:10-19時、最終日は17時まで
▼入場料:無料
〇ギャラリートーク:先着申込順定員各回 25 名・参加費 500 円ワンドリンク付き
2026年9月12日(土)19:00~
※申し込みについては後日こちらのHPにてご案内いたします。

■写真集について

“TranCis”は、古見きゅう氏が水中写真家として活動するなかで、長年温め続けてきた構想を形にした作品集です。 人と魚、人間の世界と海の世界―そのあいだに存在する境界を見つめながら、生きものたちの営みや生命のつながりを独自の視点で描き出しています。

本作には、水中の世界だけでなく、陸上や水面から捉えた作品も収録されています。海を見下ろす視点と、海の中から見上げる視点、その双方を行き来しながら記録された作品群は、人と自然の関係や生きることの意味について静かに問いかけます。

初公開作品を多数収録し、魚たちへの深い愛情と憧れ、そして海への尽きることのない探究心が凝縮された一冊となっています。

印刷・製本は、キヤノンの業務用フォトプリンター「DreamLabo 5000」を使用しています。広い色再現や精細な解像感、暗部の諧調表現による立体感を追求しており、氏の作品を余すことなくお楽しみいただけます。

■商品概要
○名称:PHOTOGRAPHERS’ ETERNAL COLLECTION Vol.22 古見きゅう TranCis
○判型:240mmスクエア、80ページ、ラスター、化粧箱入り
○特典:写真家の直筆サイン入りオリジナルプリント240mmスクエア1枚付き
○価格:29,150円(税込、送料込) ※受注生産
○発売:2026年8月4日(火)
○販売:キヤノンオンラインショップ(500部限定販売)
○URL:https://personal.canon.jp/product/photo-collection/photographers-e-collection/22-trancis

PROFILE
古見 きゅう(ふるみ きゅう)1978年生まれ。東京都出身。本州最南端の和歌山県串本町にて、ダイビングガイドとして活動したのち写真家として独立。独特な視点から海の美しい風景だけでなく、海の生き物たちの暮らしや繋がり、海の環境問題など、水中のありのままのドキュメントを作品とし、ナショナルジオグラフィック誌からビッグコミック誌まで、幅広いジャンルの媒体で水中写真をコラムや記事で発表する。近著に『海の聲をきく』(小学館)、『世界でいちばん素敵な魚の教室』(三才ブックス)を発行し、写真展も多数。 2016年には水中撮影プロダクション「And Nine株式会社」を設立。近年は、8K高解像度の水中映像作品制作も精力的に行い、企画、撮影、編集まで一括して担う。大手企業のPVや大型商業施設、テレビ番組などへの映像提供も数多い。NHK『ダーウィンが来た!』、MBS『情熱大陸』など、人気番組への出演および撮影も行う。